水野 剛志

みずの たけし

 

1986年生まれ 飯田市在住

 

 

Story

支援者 七和の里 市川 森作

 

水野さんは、周りを明るくし誰からも好かれる人柄だ。福祉施設では、午前中に洗濯の仕事をし、午後に絵を描いている。
絵を描きはじめたころは、文字や自動車を上から見た絵などを描いていた。元々、大きな動物や怪獣などが好きだった水野さん、2~3 年前から大好きなゴジラ映画に出てくる怪獣“デストロイヤ(本人は、ベストルダと呼んでいる)” や“ゴジラ” や“クジラ” など大きな作品を描くようになった。厚みのあるツルツルのカレンダーの裏に黒いデストロイヤやクジラが描かれている。カレンダーを縦や横に何枚もつなげて、長く長く迫力がある。色は、黒を使うことが多い、初めは油性マジックを使っていたが、筆ペンに落ち着き、暫く筆ペンで描いていた。
テーマは、その時自分が描きたいもの選んで描いている。写真を基にして描くことが多い。描く対象で、大きさが変わっているようで、年初めに干支の寅を描いたのがキッカケか最近はトラやライオンが好きで描いている。作品の大きさもその動物たちの大きさに合わせて変化している。

 

 

 

 

 

Suteki

ミズノサン ノ ステキ

 

その情熱とエネルギーと誠実さに、拍手を送りたくなった。誠実さ、が肝だ。情熱やエネルギーに溢れた人は、いる。でも、そこに、誠実さを求めると、グッと数が減る。
水野さんは、大きな生き物が好きらしい。恐竜とか、ゴジラとか、とにかく、大きくて強いモノが好き。絵を描いていたら、どんどんと大きくしたくなって、だから紙を継ぎ足していって、また描いて。紙を継ぎ足していって、描いて、足りなくなって。その繰り返しで、こんなに長くなりました、って、その誠実さに、惚れました。普通は、なるべく大きな紙を用意して、画面いっぱいに大きく描いて、仕上がりだ。足りなくて、継ぎ足して、に、ボクは彼の心意気を見る。その真っ直ぐさのコトを、本当はアートっていうんじゃないかな。100 億円の名画や、駅前にとりあえず置かれたモニュメントも、悪くない。でもボクは、その描きたい想いと、描きたいから描いちゃう真っ直ぐさのことを、アートと呼びたい。 ( 森泉 智哉)

 

 

主催  長野県 | ザワメキサポートセンター

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