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mah.

まー

 

1974 年生まれ 安曇野市在住

 

mah. さんは、自分を地球外生命体だと思っていると言う。そして、地球ではその生物を「障がい者」と呼ぶのだと捉えるようにしているそうだ。過剰服薬や摂食障害という苦しみを紛らすために絵を描いてきたが、最近ではその作品が少しずつ認められるようになり、生きがいになってきている。

 

 

この「know」の「No」をつきつめ( 左上)  右脳さん。( 左下)  虚無( 右)

ボールペン、紙

 

 

2016年図録より

 

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子供のころから絵を描くことが好きだったが、心を病んでからは自分の混沌としたココロを絵にしたり、エッセイのような文章を書いたり、マンガを描いてきた。
一連の作品は2015 年3 月から2016 年6 月までのココロの変化を描いたもの。

「こころの中」=「私のブレイン」にうずまくコントンとしたコトバにできない思いをポツリ・・・と描いてみたところ、それを観た方から「これを全部描き出して、畳ひとつくらいにドン!とあったらすごいだろうね」と言われたのがきっかけで、過剰服薬や過食衝動を鎮めるためにも描きはじめました。畳は持ち歩けないので、手頃でインクと相性の良いハガキサイズの画紙に描けるだけ描こうと、夜も昼も、冬も夏も時間も時空の感覚も忘れるくらいの勢いで描き「作品」から自分自身を知っていく制作でした。
ずっと沈殿していて私自身根源を腐らせようとしていた「ドロドロのコントン」。提出作品はずっとモノクロで描いていたので、気分転換に0.5mmの色ペンを使用し、A4 の画紙にだいぶ落ち着いてきた「こころの中」=「私のブレイン」の中を、わりと楽しみながら描けた作品です。
自分を地球外生命体(宇宙人)だと思っています。たまたま地球では『障がい者』として、お薬なども必要なのですが、そんな宇宙人から見たおっかなびっくり地球探検旅を『芸術』というカタチで記録させてもらえてるのだと思っています。制作することは実在証明の自己表現だと思います。

主催  長野県 | ザワメキサポートセンター
共催  長野県教育委員会 | 信州アーツカウンシル(一般財団法人長野県文化振興事業団)
障害者芸術・文化祭のサテライト事業
長野県県民芸術祭2023 参加

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