小池 輝人

こいけ あきと

 

2003 年生まれ 上高井郡高山村在住

 

「カレンダーの紙の裏に数式を書いていたら嫌になったので、点々を描いているうちにこの不思議な絵ができあがった」と小池さんは言う。彼は、理想と現実のギャップを感じながら、宇宙や平和をテーマにした絵を描いたのだ。

 

 

「ひまつぶし」(左)  「地球の木」(右)

油性マーカー、紙

 

 

2017年図録より

 

小池さんは自然体だ。今回の作品もごく自然に生まれた作品である。

そして、小池さんは淡々と話す。「苦手な数学の時間、カレンダーの裏に計算練習をしていたけど、途中で嫌になったから、マジックで点々を打って暇つぶしをしていた。中心から外に向かって点を広げていったら、楽しくなってきて点で紙面を埋めたくなった。途中で、円から形を変えてみたら不思議な絵が出来上がった。」小池さんは14歳。理想と現実のギャップを感じながら、宇宙や平和をテーマにした作品をカレンダーの裏面に「何となく、適当に、時々」描いている。

 

 

 

「ひまつぶし」2017

 

 

 

「地球の木」2017

 

 

 

「木」2017

主催  長野県 | ザワメキサポートセンター
共催  長野県教育委員会 | 信州アーツカウンシル(一般財団法人長野県文化振興事業団)
障害者芸術・文化祭のサテライト事業
長野県県民芸術祭2023 参加

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