小池 輝人
こいけ あきと
2003 年生まれ 上高井郡高山村在住
「カレンダーの紙の裏に数式を書いていたら嫌になったので、点々を描いているうちにこの不思議な絵ができあがった」と小池さんは言う。彼は、理想と現実のギャップを感じながら、宇宙や平和をテーマにした絵を描いたのだ。
「ひまつぶし」(左) 「地球の木」(右)
油性マーカー、紙
小池さんは自然体だ。今回の作品もごく自然に生まれた作品である。
そして、小池さんは淡々と話す。「苦手な数学の時間、カレンダーの裏に計算練習をしていたけど、途中で嫌になったから、マジックで点々を打って暇つぶしをしていた。中心から外に向かって点を広げていったら、楽しくなってきて点で紙面を埋めたくなった。途中で、円から形を変えてみたら不思議な絵が出来上がった。」小池さんは14歳。理想と現実のギャップを感じながら、宇宙や平和をテーマにした作品をカレンダーの裏面に「何となく、適当に、時々」描いている。
「ひまつぶし」2017
「地球の木」2017
「木」2017