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南茂 義明

なんも よしあき

 

1963 年生まれ 北佐久郡軽井沢町在住

 

南茂さんは、子供の頃から毎日ノートにボールペンで線を書いてきた。生活する福祉施設で行われているアート活動で、ボールペンを筆に変え、現在ではキャンバスに油絵の具で線を描くようになった。彼は、作品が評価されることよりも、線を引く行為を続けることで喜びを得ているようだ。

 

 

「無題」

油絵の具、キャンバス

 

 

2016年図録より

 

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ノートのどのページにも、端から端までボールペンで無数に線が書き込まれている。
その線は定規を使ったように平行で1ページずつ丹念に線が描かれており、時にはマジックペン、色鉛筆、クレヨンなどを使い、色もカラフルだ。
時折リズミカルな丸が描かれているページもある。あまりにも線が重なっている部分は穴が空き、破れて炭化したように見えるほど執拗だ。
7 歳から障がい者支援施設で生活している南茂さんは、子供の頃から日々の仕事のようにノートへの線引きを続けている。
平成23 年から施設内で発足したアート活動の場「アトリエぽっけ」に参加するようになり、ノートを紙やキャンバスに変えて様々な画材で線を描くようになった。
最近では油絵の具でキャンバスに線を描いている。言葉のコミュニケーションができない彼だが、筆がキャンバスの端に到達して段差をとらえた時になんともいえない満ち足りた笑顔を返してくれる。
油絵の具をチューブから出す作業は支援員に手伝ってもらうが、色は自分で選び、気が向かない色を示すと声を出して抗議するなど、その時々の感情が色に現れているように思える。

「東京2020 NIPPONフェスティバル」共催プログラム
信州・アート・リングス ~文化でつながる。文化を創る。そして美しい未来へ~

長野県では、(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と
「東京2020 NIPPONフェスティバル」共催プログラムを開催します。
長野県の魅力ある文化プログラムをお楽しみください。

東京2020 NIPPONフェスティバル

主催-長野県/長野県教育委員会/ 信州ザワメキアート展2021 実行委員会
共催- (公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 / 茅野市美術館
長野県 令和3年度 障がい者の芸術作品展開催事業
長野県県民芸術祭2021参加

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