宮川 明美

みやがわ あけみ

 

1965 年生まれ 北佐久郡軽井沢町在住

 

 

宮川さんは12 歳で福祉施設に入所し、以後53 歳の今日に至るまで施設で生活している。何事もきちんとしていないと気がすまない性格で、履物が揃っていない、窓が閉まっていない事などへのこだわりが強い。だが、そのこだわりによって機嫌が悪くなってしまっても、クレヨンをグリグリ塗ると落ち着いて笑顔になる。自分でゆっくりと時間をかけてクレヨンの色を選び、画用紙を端からきっちり塗っていく。時々方向を変えながら塗りつぶしていき、全体が塗り終わると画用紙の裏面も同じように塗りつぶしていく。手慣れた様子で塗りつぶしている姿は小気味よく、職人技を観ているようだ。
一枚をすべて一色で塗る場合もあれば、二色、三色に塗り分ける場合もある。色の選び方や塗る面の分割の割合が独特で、彼女のこだわりが感じられる。すべて塗りつくした画用紙は半分に折り、さらに半分にと折り畳んでいき、手のひらに収まるくらいのサイズにまできちんと折ることで完成となる。それも彼女のこだわりのようだ。(大谷)

 


 

「無題」~2018

「東京2020 NIPPONフェスティバル」共催プログラム
信州・アート・リングス ~文化でつながる。文化を創る。そして美しい未来へ~

長野県では、(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と
「東京2020 NIPPONフェスティバル」共催プログラムを開催します。
長野県の魅力ある文化プログラムをお楽しみください。

東京2020 NIPPONフェスティバル

主催-長野県/長野県教育委員会/ 信州ザワメキアート展2021 実行委員会
共催- (公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 / 茅野市美術館
長野県 令和3年度 障がい者の芸術作品展開催事業
長野県県民芸術祭2021参加

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