Mr.D

みすたー・でぃー

 

1977 年生まれ 上田市在住

 

Mr.D は、仮想レーベル「River Side Records(リバーサイド・レコード)」の社長という肩書で、ダンボールを素材としたオリジナルのレコード盤、自身がデザインしたジャケットカバーなどを制作している。彼は、自分の好きな世界観を絵として描くことで、そのこだわりを実現しようと試みている。

 

 

「レプリカ・レコード」

鉛筆、ボールペン、油性マーカー、紙、ダンボール

 

 

2018年図録より

 

絵の中に存在するボトルの横にはグラスに注がれたウイスキーと、灰皿に置かれた吸いかけの煙草が煙をくゆらせる。しかしテーブルの向こうには誰もいない。なぜならば、その場面に身を置くのは鑑賞者自身なのだから。カウンターに一人座りバーボングラスに口をつけるとき、シャンパンやカクテルに舌鼓をうつとき、Mr.D の芸術が提供する、嗜みの時間がはじまる。そしてそこではムーディーな追憶のミュージックが流れるのだ。
Mr.D は仮想レーベル、「River Side Records ( リバー・サイド・レコーズ)」の社長として、オリジナルのアナログシングル盤レコードの選曲・企画・制作を担う。A 面B 面に好みの曲が配されたダンボール製のリアルな物質感のレコード盤だが、盤上のラベル、ジャケットカバーデザインも彼自身の手によって施されている。オールディーズな雰囲気漂う洋楽から、昭和歌謡曲まで、レーベルやジャンルの垣根をこえた選曲はMr.D 自身も憧れる世界観とコンセプトを象徴し、イラストやフォントが色濃くその懐かしい時代性を反映する。
ノスタルジックな感性は時代を超越し、その鑑賞は感覚をタイムリープ( 時間跳躍) させる。まもなく平成も終わり、新たな元号を迎えることになる。昭和の古き良き香りはさらに一昔前へと遠ざかっていく。そんな中でこの〝コンピレーション” という斬新な芸術形態は、バーカウンターの似合う一連の作品の前に立つ者をセンチメンタルな感情とともに、ノスタルジックな時間へと舞い戻すだろう。(鈴木一)

 

 

「ナイト・ルーム」2016

 

 

 

A 面 トップ・オブ・ザ・ワールド
B 面 シング / カーペンターズ」2017

 

 

 

A 面 真赤な太陽 B 面 港町十三番地 / 美空ひばり」2017

 

 

 

ELLIE MY LOVE / RAY CHARLES2016

「東京2020 NIPPONフェスティバル」共催プログラム
信州・アート・リングス ~文化でつながる。文化を創る。そして美しい未来へ~

長野県では、(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と
「東京2020 NIPPONフェスティバル」共催プログラムを開催します。
長野県の魅力ある文化プログラムをお楽しみください。

東京2020 NIPPONフェスティバル

主催-長野県/長野県教育委員会/ 信州ザワメキアート展2021 実行委員会
共催- (公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 / 茅野市美術館
長野県 令和3年度 障がい者の芸術作品展開催事業
長野県県民芸術祭2021参加

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