大久保 文子

おおくぼ ふみこ

 

1974 年生まれ 上田市在住

 

 
Story

支援者 社会福祉法人 かりがね福祉会 風の工房 古平 卓郎

 

文子さんは、お母さんと2 人で暮らしています。広い庭や畑があり、家事や庭仕事も手伝います。近くに住んでいるお兄さんも毎週末買い物などをお手伝いにきてくれます。自分の気持ちに素直で、好きな人にお花や手紙をプレゼントして想いを伝えるキュンな一面もあります。文子さんは、かつて通所していた事業所で「機織り」と「シール貼り」をされていましたが、「好きな色の可愛い毛糸ちゃんを好きなように織りたい!好きな色のシールちゃんが使いたい!もっと自由に好きなようにやりたい!」とその思いは爆発、風の工房に移りこんなに面白くて可愛い作品たちが生まれました。織る時に両サイドに毛糸を小さく巻いた「こまきちゃん」を織り込む技法などスタッフの提案も取り入れながら「かわいい♡」ものづくりは日々進化しています。

 

 

 

 
zawameki artiens
 

その、ひと編み・ひと編みには、どんな想いがこもっているのでしょうか?大久保さんの編み物には手あみの素朴さが残り、さまざまな色の中にもピンクなどの暖色が混ざって春色で、ぽかぽかと気持ちよさそうです。あたたかい手編みのセーターやマフラーは、誰かのことを想って編まれる思慕あふれるものでもあります。そこには他者へのまなざしが存在しています。編むという行為は原初より人間の暮らしの基本です。縄文土器にも多様な編み物の圧痕が残されています。ヒトは縦横の糸を織りなすことで、寒さにたえる暖かい衣服をつくりました。一方で、新しいファッションの文化や芸術を創造してきた、ということもできるでしょう。( 堤 隆 )

 

 

 

 

 

 

主催  長野県 | ザワメキサポートセンター

© ZAWAMEKI SUPPORT CENTER