笠原 愁平

かさはら しゅうへい

 

2005 年生まれ 諏訪市在住

 

笠原さんは、幼い頃から何かを作ることが大好きで、自宅でも学校でも毎日何かを作っている。彼は、動物、鳥、虫、魚、恐竜など、手のひらサイズの小さな生き物たちを、図鑑を見ながら細部にまで気を配って作っている。納得がいくものが出来上がると、宝物のように大切にしている。

 

 

「どうぶつ」

紙粘土、水彩絵の具

 

 

2017年図録より

 

現在、特別支援学校小学部6年生。小さい頃から絵を描いたり創作することが大好きで、自宅でも学校でも毎日制作している。時間があれは常に何か創っているので、下校する時には作品をビニール袋に入れて持ち帰り、自宅の部屋は作品で溢れているという。本人曰く「どうぶつ」が作品名だが、虫や鳥、魚、恐竜とバラエティ豊か。素材も、折り紙やコピー用紙、紙粘土などと様々である。図鑑を見ながら一枚の紙を切り取り、色をつけ、部分的に折りを加えて立体にしている。「頭の中で展開図が見えているようだ」と支援者は話す。子供の手のひらサイズのかわいいどうぶつたち。その細工の巧みさもさることながら、ユニークな表情や立ち姿にも注目してほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうぶつ」 2016 – 2017

主催  長野県 | ザワメキサポートセンター

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