荻原 徳博

おぎはら のりひろ

 

1968 年生まれ 北佐久郡軽井沢町在住

 

 

荻原さんは42 歳まで精神病院にいたが、退院プログラムにより福祉施設に入所した。施設に入所した当初は、ボールペンやサインペンを使って植物や魚、昆虫などを描いていた。長年生活した病院から施設に移って生活が大きく変化したことに戸惑っていたのか、その頃の作品は気持ち悪くて長い時間見ていられなかったという人がいるくらい、ギラギラした色彩の何重にも重なる線で描かれたものだった。しばらくして施設の職員の一人の顔を描いたところ似ていると評判になり、次々に職員や利用者などを描くようになった。施設の生活にも徐々に慣れた頃で、似顔絵の横に「きれいな顔」とか「ありがとうね」といった相手との会話の一部も書き込まれており、それぞれの人とのコミュニケーションを楽しんでいるのがわかる。その似顔絵は荻原さんの目というカメラで写されたポートレートであり、描かれた人との関係性やその時々の気持ちが表れている。(大谷)

 

「アゲハチョー」2011 年頃

 

 

 

「しくらめんの絵」2011 年頃

 

 

 

「うぐい」2012 年頃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「似顔絵」 2013 年頃

「東京2020 NIPPONフェスティバル」共催プログラム
信州・アート・リングス ~文化でつながる。文化を創る。そして美しい未来へ~

長野県では、(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と
「東京2020 NIPPONフェスティバル」共催プログラムを開催します。
長野県の魅力ある文化プログラムをお楽しみください。

東京2020 NIPPONフェスティバル

主催-長野県/長野県教育委員会/ 信州ザワメキアート展2021 実行委員会
共催- (公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 / 茅野市美術館
長野県 令和3年度 障がい者の芸術作品展開催事業
長野県県民芸術祭2021参加

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