ZAWAMEKI ART?
誰から教わったわけでもなく独自の創作を行っている。作品に強いこだわりが感じられる。よくわからないが、なんだかすごい。ユニークで笑ってしまうような不思議な魅力がある。…長野県では、そんな基準で選ばれた作品を2016年から紹介してきました。2022年以降は、これまでの「ザワメキアート展」のレガシーを継承しつつも、新たな試みとして、毎年様々な分野でご活躍のゲストキュレーターをお迎えし、それぞれの視点からザワメキアートの魅力を紹介しています。
表現とキュレーションを
再構築する
キュレーションという言葉をご存じでしょうか。展覧会の企画から、展示する作品の選定や展示構成、作家や作品の解説などの専門的な活動を指し、実行するひとをキュレーターといいます。キュレーションをキュレイトするとはなんだかわかりにくいレトリックのようですが、本展キュレーターである小海町高原美術館の学芸員は「ザワメく」作品と障がいがある方の表現にもっとも近付いてくれそうなキュレーターを選定(キュレイト)し、表現とキュレーションの再構築を試みました。キュレーターは小海町や山ノ内町の中学生から、アフリカの子ども、教師、作家、デザイナー、セラピスト、詩人、司書、地域おこし協力隊と多岐にわたります。多くの「キュレーター」の視点により、障がいがある方の表現がさらに開かれ、鑑賞者と作品が豊かに結びつく展覧会になることを願います。
					
小海町高原美術館
 学芸員 中嶋 実  /  鈴木 一史
				
					赤羽 雄太(小海中学校美術教諭/木彫作家)
					阿部 澄夫(一本木公園バラの会事務局長/デザイナー)
					新井 彩香((山ノ内町地域おこし協力隊/山ノ内まちづくり観光局)
					石田 諒(詩人)
					たかはし びわ(画家)
					竹内 延彦(山ノ内町教育長/志賀高原ロマン美術館館長)
					トミ ツカダ  塚田 富芳 (グラフィックデザイナー)
					中島 由加(セラピスト)
					ペギー・テベヤディラ/ 菅井 嘉代(ボネワマン小学校校長/JICAボツワナ 海外協力隊)
					細萱 航平(「シンビズム6」出展作家)
					細野 夏未(司書)
					圓山 佐登子(小海町地域おこし協力隊/多文化共生推進担当)
					リサ・ソロモン(「生生流転 In Flux」出展作家)
				
Exhibition
入場無料
2025.11/29sat-12/22mon
〒384-1103 長野県南佐久郡小海町豊里5918-2
TEL:0267-93-213
開場時間:9:00-17:00 (入場16:30まで)
休館:2025.12/2,12/9,12/16
入場無料
中野小学校旧校舎・信州中野銅石版画ミュージアム
2026.1/17sat-2/8sun
〒383-0012 長野県中野市一本木495-6
TEL:0269-23-4780
開場時間:9:00-16:00 (入場15:30まで)
休館:2026.1/20,1/27,2/3
Web Exhibition
Web展公開予定
2025.11/29satより
「ザワザワマッチングプロジェクト」
ザワメキアーティストとあの人が出会ったら…すごい化学反応がおきるかも?
Related Programs
ザワメきっずプロジェクト
「One Step Forward (一歩前進)」をテーマに、県内の児童•生徒の文化芸術活動をアーティストが一定期間支援し、制作された作品や取り組みをご紹介します。
講師:森泉智哉(画家/イラストレーター)
参加校:小諸養護学校/飯山養護学校
特別展示
ミニ・キュレーターズ作品セレクション
本展に出品する13 人の作家の他にも、県内にはまだまだたくさんの魅力的な作家がいます。今回のザワメキ調査で出会った様々な作品たちから、子どもたちが直感で選びだした作品を特別に展示します。
協力:小海中学校美術部/ 山ノ内中学校美術部
   アフリカ・ボツワナの子どもたち
主催
長野県
ザワメキサポートセンター
小海町高原美術館
一般社団法人一本木公園バラの会
共催
長野県教育委員会
信州アーツカウンシル(一般財団法人長野県文化振興事業団)
長野県県民芸術祭2025参加