

Y.K Green
上田市在住
イラストの制作は小さい時から。鉱石を好きになったきっかけは、保育園の頃にお父さんがクリスマスプレゼントで標本を買ってくれたこと。一番好きな鉱石はトルマリンで、一つの結晶にたくさんの色が分離しているところがお気に入り。展示作品は、それぞれモデルになった鉱石があって、色はオリジナル。アトリエでは、イラストの他にも、鉱石をモチーフに、石鹼や琥珀糖の制作をされている。(食紅を使って、忠実に色を再現されています!)
(南澤 諒真 / NPO 法人リベルテ スタジオライト)
Culator
岩石や鉱物、宝石には、多様な幾何学的形態と色彩があふれている。それらは、かたちにおいては非常にソリッドであり、色においては非常にビビッドだ。そのような明瞭で硬質な形態・色彩が、この作者の心を捉えたのだろう。
細萱 航平(アーティスト /「 シンビズム 6」 出展作家)
Y.KGreen さんの興味の対象は鉱物の輝きや宝石の構造にあるようで、それを描いて表すというこだわりを紹介するための工夫が必要でした。そこで共通する興味と、地質学の知識を表現に取り込み、彫刻、メディア・アートとしての展開を行う細萱航平さんに頼むのが相応しいと考えました。
(小海町高原美術館 学芸員 鈴木一史)