中村 豪

なかむら たけし

 

1973 年生まれ|上田市在住

 

1日のなかで午後の1時間半が制作の時間です。何を制作するか迷っている時はスタッフと相談します。言葉で伝えてもくれますがシャイなので相手の指をぎゅっと握って「はい」をおしえてくれます。最近はよくお気に入りの色鉛筆で絵を描かれています。他の方が色鉛筆を使いたかった 時、3本色鉛筆を選び描き味を確かめてからコレっという1本を差し出してくれる、優しさ溢れる人柄で多くの人に慕われています。

(佐田 芽衣 / 社会福祉法人かりがね福祉会風の工房)

 


 

Culator

素材に向き合いながら生まれる偶然やリズム。その瞬間的な生命感こそが、この作品を生き生きと輝かせているのではないでしょうか。

赤羽雄太(小海中学校教諭(美術科)/ 彫刻作家)

 


 

現役の教師である赤羽雄太さんは、観る者を圧倒する描き込みの密度がある中村豪さんの造形を、リズムと瞬間的な生命観であると捉えてくれました。それは木彫作家でもある赤羽さん自身の経験や動作から造形に触れてくれた部分でもあります。

(小海町高原美術館 学芸員 鈴木一史)

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