守屋 慶彦

もりや よしひこ

 

1984 年生まれ|茅野市在住

 

あふれる好奇心と行動力。時折スタッフを翻弄するほどの俊敏な動きで、好きな活動に取り組んでいます。アート活動も積極的に、没頭すると一日に何枚も仕上げます。チューブの絵の具から好きな色を選んで、最近ではもっぱら化粧用のスポンジを使っています。会話はなかなか難しい守屋さんですが、絵を描いている場面では、「紙ください」「絵の具やります」「赤お願い」と意思をはっきり言葉にすることが出来、頭の中にはっきりとしたイメージがあることがわかります。

(鈴木 真知子 / 社会福祉法人この街福祉会この街学園)

 


 

Culator

一時たりとも留まることなく変化し続ける作者の深淵な内なる世界に引き込まれる。誰にとっても、自分らしく生きるために心の表出や表現活動は不可欠である。

竹内延彦(山ノ内町教育長/ 志賀高原ロマン美術館館長)

 


 

この湧き出すかのように広がるオールオーバーな抽象性と、重なり続ける多色使いは、作家の深層心理を覗き見るような感覚、内に秘められた精神性の発散を感じさせます。竹内延彦さんには、教育研究、児童支援の面から「自分らしく生きるための心の表出」として行われる創造の自由さと観る側の心の在り方について述べていただきました。

(小海町高原美術館 学芸員 鈴木一史)

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