
 

髙地 爽汰
こうち そうた
1996 年生まれ|北安曇郡松川村在住
爽汰さんは長い指の大きなふわふわの温かい手で、刺繍、陶芸、織物など様々な素材を器用に扱い、いつも穏やかに熱心にたくさんの作品を作っています。日々の整ったリズムの中で、自由創作の時間の絵画は季節の変化や忙しさなどによってか、黒い画面になったり、PCでよく目にする「窓」が現れたりと絵や色使いが変化し、そして再びいつものスタイルに帰ってきます。
(石岡 享子/ NPO法人WHITE CANVAS)
Culator
ここに並ぶ円を基調とした作品群は、呼吸のリズムを想起させます。またそれらは、わずかな色の変化が私たちの知覚をいかに変容させるかを示す入り口でもあります。
リサ・ソロモン(アーティスト /「 生生流転 In Flux」出展作家)
鮮やかな色と形による構成、繰り返しの制作により今後も広がり続けるであろうカラーフィールド的な展開について、同じく色彩による表現や視覚効果を追求するカルフォルニア在住のアーティストであるリサ・ソロモンさんの目線からの評価を期待しました。
(小海町高原美術館 学芸員 鈴木一史)