AiKA

1990 年生まれ|上田市在住

 

出展作品は通所初めてアトリエで出会うスタッフやメンバーのこと、AiKA さんの生活の中の出来事から作詩をしたものです。アトリエにある米袋を解体した紙にイベントカラーの下地、ポスターカラーのペンで描いています。アトリエでは詩集も仕事に、同じくポエムも書きます。家では「レコーダー」と「プレイヤー」を駆使して(オリジナルスタイルとのこと)自身で書いた詩を朗読して多重録音していた時期も。最近はタブレットで自身が手書きで書いた詩を撮影して朗読のときに見て読みます。

(武捨 和貴 NPO 法人リベルテ)

 


 

Culator

AiKA さんは詩を通じて、ひとりひとりが毎日をハッピーに過ごすためのヒントを教えてくれる。「身近な人を愛して、応援して、言葉にしていこう。もちろん自分のことも大切に、無理しちゃダメだからね。」と受け取った。

石田 諒 (詩人)

 


 

言葉としてのメッセージ性と、ビビッドな色の紙を選択し、そこに文字を書くというビジュアル面の両方で自身の感情を物語るのがAiKA さんでした。文章表現としての個性や芸術性について、学芸員以上に近しく捉えてもらえることを期待し、詩人の石田 諒さんにお願いし、キュレーターとして、その独特な詩の世界観を読み解いてもらいました。

(小海町高原美術館 学芸員 鈴木一史)

© ZAWAMEKI SUPPORT CENTER