宮下 一夫

Kazuo Miyashita

 

1945年生まれ 上田市在住

 

 

木 Trees

 

なんという大胆な構図、太くて力強い線、鮮やかな色使い!宮下さんは「絵を描くことは仕事だ」と話す。福祉施設で絵を描くようになる前には、長い入院生活があったそうだが、今は自分の天職を見つけたようだ。

What daring composition, bold lines, and vivid colors!Miyashita says, “Painting is my job.” Before he started painting at a care home, he spent a long time in hospital, but now he seems to have found his calling.

 

 

浅間山:アクリル絵の具、紙
Mt. Asama: acrylic on paper

 

 

 

日々 Daily life

 

少年の心を持つ、風の工房最高齢者。時折見せるいたずらっ子な表情がとてもチャーミングで、好奇心と制作時の真剣な眼差しは、いつまでも変わらない。現在は絵画だけでなく、陶芸やシール切りと「仕事」の幅が広がっている。以前は絵画に対して「やらねば」という姿勢が強く、しんどくなってしまう時もあったが、今はいい意味で「じゃぁ、やるか~」とゆる~く取り組まれている。自分の作品を人に紹介し、「これ買う?」と営業スマイルで売り込みをしている時が一番イキイキしているかもしれない。

(支援者 社会福祉法人 かりがね福祉会 風の工房 佐田 芽衣)

主催  長野県 | ザワメキサポートセンター

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