米持 慎吾

よねもち しんご

 

1999 年生まれ 上田市在住

 

直線で描かれた三角形の顔を持つ人物。電車が好きだという米持さんが描く車掌はロボットのようだ。車も人物も直線で無機質に描かれているようで、どこかユーモラスで親近感が涌くのはなぜだろう?彼の「好き」という気持ちが溢れているからだろうか。

 

 

「無題」
鉛筆、クレヨン、紙

 

 

2019年図録より

 

米持さんの絵を前にスタッフと話していた。
「これは駅員さんですよね。」「私は警察かなーと思ってました」「でもさっき電車の絵がありましたよね」「んー やっぱり駅員さんですかねー」「これはなんですか?」「スーパーマンのS マークに見えませんか?」「なんで頭が傾いてるんでしょう?」「分からないんですよ…」「ソレント…時に返答があるソレントって誰?」この感じ、何かに似てる。そーだ!現場に残された手がかりを元に事件を解決していくTV でよくみるあれだ。米持さんの絵を前にすると、どこか突き放されたような気持ちになる。そして僕らはどこかで見覚えのあるその一つ一つを自然に結ぼうとしてしまうのかもしれない。絵の中の視線はそんなこと御構い無しにこちらを見ている。今日何度目かの同じ質問を米持さんに聞いてみる。「これ何ですか?」間髪入れず「これ なんですか?」と米持さんもおうむ返しで聞き返してくる。米持さんは自分の絵が褒められたりすると、その絵をいつのまにか破いて捨ててしまうらしい。なぜ頭が傾いているのか?なぜ頭がカメラなのか?信号のように見えるけど この出っ張りは?この二人の関係は?警察なのか?車掌なのか?なぞは深まるばかりだ。(佐々木)

 

 

「無題」制作年不詳

 

 

 

 

「無題」制作年不詳

 

 

 

「無題」制作年不詳

 

 

 

 

 

「無題」制作年不詳

 

「東京2020 NIPPONフェスティバル」共催プログラム
信州・アート・リングス ~文化でつながる。文化を創る。そして美しい未来へ~

長野県では、(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と
「東京2020 NIPPONフェスティバル」共催プログラムを開催します。
長野県の魅力ある文化プログラムをお楽しみください。

東京2020 NIPPONフェスティバル

主催-長野県/長野県教育委員会/ 信州ザワメキアート展2021 実行委員会
共催- (公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 / 茅野市美術館
長野県 令和3年度 障がい者の芸術作品展開催事業
長野県県民芸術祭2021参加

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